社会や経済の環境が著しく変化するなかで、三重交通グループがこれからも、お客様から高い信頼と共感を得、支持され続けるためには、法令だけでなく社会の常識や倫理といった社会規範を遵守すること、すなわちコンプライアンス(企業倫理)の確立が不可欠であると考えます。
このため、三重交通グループは、コンプライアンス確立のための指針となる「グループコンプライアンス行動規範」を制定し、コンプライアンスを推進していきます。
これからの企業の存続・発展は、すべてのステークホルダー(お客様、地域社会、株主・投資家、取引先等)から好感を持たれること、適切な情報開示とモラルに秀でた透明性のある企業経営を指向すること、健全な経済成果を追求すること、これらのバランスを重視するという新たな価値観、倫理観を確立することが必要となってきております。
そこで、新たな「価値観・倫理観」の共有のために、社員全員が分かりやすく理解できるような「グループコンプライアンス行動規範」を制定しました。公共交通機関をはじめ、私たちは、より高い倫理観をもって仕事を遂行していく使命があります。私たちの事業が社会的に意義のあるものであるからこそ、自主的に倫理的な基準を示し、高い倫理観に基づいた行動をしていくのです。
この「グループコンプライアンス行動規範」を私たちの風土としていくためには「小さな実践の積み重ね」が大切です。三重交通グループのさらなる発展のために、より良き風土を築いていきましょう。
私たちは、自らの企業使命を自覚し、一丸となってコンプライアンスを確立しこれを遵守することをここに誓います。
この「グループコンプライアンス行動規範」は、業務遂行に当たり、法令及び社内規定の遵守はもとより、社会規範を尊重し、公正かつ適切な事業活動を行うための原則を示したものです。