三重交通グループは、
ステークホルダーと共に
安全、安心、快適に
暮らせる社会の実現を目指します。
三重交通グループは、業種が幅広く、女性が活躍できる職場が多く存在しており、女性活躍推進法に基づき、各社の実情に合わせ、女性比率の拡大や職場環境の整備等をはじめとした行動計画を2021年4月に策定しました。
グループ全体で、性別に関わらずそれぞれの個性と能力を十分に発揮し活躍できる環境づくりに取り組んでいます。
名阪近鉄バスは、社員のワークライフバランスに取り組む企業として、2016年から「愛知県ファミリー・フレンドリー企業」に登録されています。また、三交インにおいても2022年10月から登録されました。仕事と生活のバランスが取れるよう制度の整備や研修などを行っています。
三重交通グループでは、人材の多様化の一環として「子育て支援」にも取り組んでいます。具体的には、家族手当の支給の拡充、育児休業制度の改正等を実施しており、男女共に活躍し、いきいきと働ける職場づくりに取り組んでいます。
会社名 | 主な実施内容 |
---|---|
三重交通グループホールディングス
三重交通
三交伊勢志摩交通
|
|
名阪近鉄バス
名阪近鉄旅行
ミドリサービス
|
|
三交不動産
|
|
八風バス
御在所ロープウエイ
三重カンツリークラブ
|
|
三交ウェルフェア
|
|
三交イン
|
|
三交クリエイティブ・ライフ
三交シーエルツー
|
|
グループ全体(2022年3月末現在)で、88名を雇用し、障がい者雇用率は2.85%であり、2021年3月1日から新たに制定された法定雇用率(2.3%)を上回っております。三交インにおいては2020年10月「もにす認定※」の愛知県内第1号に選ばれました。障がい者はもとより、女性・高齢者・若年者など、多様な人材の一人ひとりがその能力を存分に発揮できるような就労環境を整えつつ、今後も全社を挙げて雇用促進を図っていきます。
三重交通グループでは、社員の心身の健康確保とワークライフバランスを推進し、長時間労働の抑制と年次有給休暇の取得促進に取り組んでいます。各社の実情に合わせ、ノー残業デーや時間単位の年次有給休暇取得、連続休暇の取得促進、RPA活用による業務効率化を行うことで、労働時間の削減や年次有給休暇の取得率向上を目指しています。この結果、三重交通においては2021年に三重県より「みえの働き方改革推進企業」として登録されました。
三重交通グループでは、現在6社において技能実習生、また、正社員・派遣受入れといった形で外国人労働者が在籍しています。労働人口が減少し続ける中、2019年4月に出入国管理法が改正され、外国人労働者の受入れは人手不足を解消する手段の一つとして、今まで以上に注目されています。三重交通グループにおきましても各社において状況に合った受入れ体制を検討し、前向きに取り組んでまいります。
2021年度 外国人労働者雇用実績
(人)
会社名 | 国籍 | 正社員 | パート アルバイト |
技能 実習生 |
派遣 |
---|---|---|---|---|---|
名阪近鉄バス | 中国 | 2 | |||
三交コミュニティ | ベトナム | 19 | |||
中国 | 3 | ||||
インドネシア | 2 | ||||
台湾 | 1 | ||||
ホンジュラス | 1 | ||||
三重いすゞ自動車 | ベトナム | 3 | |||
中国 | 1 | ||||
ネパール | 2 | ||||
スリランカ | 1 | ||||
三交イン | 韓国 | 1 | |||
鳥羽シーサイドホテル | 中国 | 1 | |||
名阪近鉄旅行 | 中国 | 1 | |||
全社合計 | ベトナム | 3 | 19 | ||
中国 | 4 | 4 | |||
台湾 | 1 | ||||
その他 | 4 | 3 | |||
計 | 11 | 8 | 19 |
入社後、新入社員研修や、階層別、職種別研修などの各種研修のほか、資格取得支援制度や自己啓発通信教育制度の導入など、積極的に人材育成に取り組んでいます。また、社内では得ることのできない知識やノウハウの習得のため、多くの若手社員がグループ会社や、県などの社外機関への出向を経験しています。この経験が、柔軟で情報力と行動力ある人材の育成に大きな効果を上げています。
三重交通グループ各バス会社は、自動車運送事業者による働き方改革に取り組む企業として、2021年4月から「運転者職場環境良好度認証制度」に登録されています。職場環境改善に向けた各事業者の取組みを「見える化」することで、より働きやすい労働環境の確保を図っています。三交タクシーにおいては、2022年2月に新たに登録されました。
三交ドライビングスクールでは従業員の資格取得のサポートとして、さまざまな車種の運転免許取得のための車両やコースの貸し出し、既得免許者を指導に充てる等、取得の支援をしています。また、免許取得後は当該車種の教習指導員資格、技能検定員資格の取得も合わせて支援をしています。
三重交通グループ全社で大規模地震や風水害発生に備え、グループ社員やそのご家族の安否情報を収集するシステムを導入しました。当システムの導入で、災害時にグループ社員の安否確認を迅速に行い、グループ全体の事業の継続、早期復旧を目指します。
三重交通グループは、従業員の健康が、安全・安心なサービスを提供するための基盤となり、基本理念である「お客さまの豊かな暮らしと地域社会の発展への貢献」につながると考えています。こうした考えのもと、2022年9月に、次の健康経営宣言を制定いたしました。
新型コロナウイルス感染症対策として安全な職場環境を整える取組みを実施しています。具体的な内容として、マスクの支給、時差出勤・テレワーク等の実施、勤務場所の変更、休業指示、ビデオ会議等の活用、新型コロナウイルス罹患時の特別休暇、ワクチン休暇の導入を行っています。今後も従業員の安全を最優先する取組みを行っていきます。