三重交通グループは、
ステークホルダーと共に
安全、安心、快適に
暮らせる社会の実現を目指します。
健康経営の取組み
三重交通グループは、従業員の健康が、安心・安全なサービスを提供するための基盤となり、基本理念である「お客さまの豊かな暮らしと地域社会の発展への貢献」に繋がると考えています。
こうした考えのもと、2022年9月に、次の健康経営宣言を制定いたしました。
健康経営優良法人の認定について
三重交通グループホールディングス(三重交通と共同申請)は、「健康経営優良法人2023(大規模法人部門)」に認定されました。
「健康経営優良法人制度」とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度で、当社グループでは、三交インの「健康経営優良法人2023(中小規模法人部門)」と併せて、初の認定となります。
今後も、従業員の健康維持増進に取組み、安心・安全なサービスの提供に努めてまいります。
健康経営の戦略
- 健康経営戦略マップ
当社では、「喫煙率の低減」、「生活習慣(運動・食事等)の改善」、「ヘルスリテラシーの向上」、「コミュニケーションの促進」、「感染症の予防」を健康課題と捉え、健康投資を行っています。各施策を通じ、お客様に「安心・安全・安定・快適」なサービスを提供することへと繋げてまいります。
従業員の健康課題と健康増進への取組み
- 喫煙率の低減と禁煙サポート
三重交通健康保険組合と連携し、2019年度より「卒煙サポート」アプリを無料提供しています。本アプリは当社健康保険組合加入者及び扶養家族が利用でき、禁煙にチャレンジしやすい環境づくりに努めています。こうした取組みにより、当社の喫煙率は31.2%(2019年度)から27.3%(2022年度)まで下がり、一定の効果が表れています。
- 生活習慣の改善
2022年度より、サントリーホールディングス株式会社が提供するアプリ「SUNTORY+」を導入し、日常生活において社員が気軽に取り組める食習慣・運動を取り入れることで、生活習慣の改善を図っています。 - ヘルスリテラシーの向上
2022年度より、サントリーコーポレートビジネス株式会社と三重交通健康保険組合との共同で「健康管理セミナー」を開催しています。「飲酒」や「歯と口の健康」「食事と生活習慣病」、「働く女性の健康支援」等、身近な健康に関する話題を取り上げ、社員の健康意識醸成に努めています。
- コミュニケーションの促進
ウォーキングイベントやソフトボール大会、家族慰安会等の催しを通じ、社員の健康づくり及びコミュニケーションの促進の機会を設けています。
- 感染症予防対策
インフルエンザ予防接種の費用補助及び職域接種を実施しています。
健康管理セミナー
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ウォーキングイベント
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ソフトボール大会
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健康管理に関する状況
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2019年度 |
2020年度 |
2021年度 |
2022年度 |
喫煙率 |
31.2% |
29.8% |
27.9% |
27.3% |
ストレスチェック受検率 |
85.2% |
84.3% |
82.4% |
68.4% |
ワークエンゲージメント(偏差値)
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2022年度 |
ワークエンゲージメント(偏差値) |
48.5 |
2022年度より集計開始
ストレスチェック回答時に、ワークエンゲージメントに関する項目より測定。
社員の仕事に対するやりがいや貢献意欲を示す。
プレゼンティーイズム(生産性損失割合)
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2022年度 |
プレゼンティーイズム(生産性損失割合) |
36.1% |
2022年度より集計開始
ストレスチェック回答時に、WHO-HPQ (Health and Work Performance Questionnaire)絶対的プレゼンティーイズムで測定。
健康の問題を抱えながら業務を行うため、100%の能力が発揮できず、値が高いほど損失が大きいことを示す。
健康経営における目標値
ガン・心筋梗塞・脳梗塞等、様々な病気のリスクを高める喫煙について、2025年度までに喫煙率を22.7%まで下げることを目標としています。
目標年度 |
2021 年度 |
2022 年度 |
2023 年度 |
2024 年度 |
2025 年度 |
喫煙率 |
27.9% |
26.6% |
25.3% |
24% |
22.7% |
(健康管理が一体である三重交通GHDと三重交通の目標値)
- 目標値設定の根拠
健康日本21(厚生労働省)および「がん対策推進基本計画」における、「喫煙をやめたい人が禁煙する環境を整備する」という考え方に基づき、禁煙希望者が禁煙に成功した場合の割合を算出。さらに禁煙に関する取組みの推進効果を加算し、目標値を設定。