特集 従業員座談会

「安全・安心・安定・快適なサービスの提供」その先へ

次世代社員が語る
「豊かな郷土づくり」を実現する
働き方と「三重交通グループ」の魅力

業務を通じて「豊かな郷土づくり」を実現中

髙橋

現在は受託営業部で、名古屋市交通局から受託する市バスの運行管理や車両整備、施設管理業務における当社の窓口を担当しています。また兼務する乗合営業課では、路線バスのダイヤ改正や連節バスの新規導入に関わっています。

路線バスは地域の方の通勤や通学など日常生活に密接に関わる公共交通機関ですので、ダイヤを数分変更するだけでも利用者の生活スタイルを変えてしまうほどインパクトを与える点が、怖さでもあり、やりがいです。

また、連節バスは一般的な路線バスの約2台分の大きさで、昨今の乗務員不足の解消やCO2排出量の削減が期待されています。現在担当する案件では2年がかりで導入計画を進め、年度内(2023年度)納車を確実に遂行していきます。

北嶋

注文住宅の設計や現場管理を担当したのち、入社6年目に新設の技術部に配属されました。主に新築のオフィスビルや商業施設を担当し、デベロッパーの立場でゼネコンと交渉して建物の設計や設備の仕様を提案しています。また既存の賃貸施設の修繕・改修工事、維持点検も私の業務です。

現在担当する「(仮称)第2名古屋三交ビル」と「(仮称)名古屋市中村区椿町ビル」の2物件は2024年春に開業を控え、現在の事業戦略の中核でもあります。そしてこのような大型プロジェクトは地図や街の景観を変える仕事であり、やりがいも大きいです。お客さまにテナントに入っていただくまでが私の仕事ですので、テナントさまが使いやすく、かつ三交不動産が維持管理しやすい建築仕様・設備にできるよう努めています。

堀田

私は主に三重交通への路線バスや観光バスの販売と、大手運送会社などへのトラックの販売業務、また自治体の入札案件などを担当しています。特にトラックの販売業務では、安全装置機能が向上した新型車の魅力を伝えながら販売促進に力を入れています。三重県内を車で走っていると、これまで私が販売・納車に関わったバスやトラック、消防車などを目にする機会があり、私の仕事が地域の交通や物流、人々の生活を支えているのだと実感できます。

金森

私は地元でホテルのフロント業務を担当しています。接客業ですので、宿泊いただいたお客さまの「快適に過ごせたよ、ありがとう」という言葉は何よりの励みですね。

またフロントリーダーとしてホテル運営全般に関わり、月次経理業務や売上・稼働目標達成に向けた営業補佐や私の10年以上の経験を交えながらアドバイスをするなど、新入社員や部下の指導育成も行っています。指導育成には難しさを感じる場面もありますが、周囲のサポートを受けながら対応しています。こういった社内のコミュニケーションが活発なので、会話の中で自然と「どうしたらお客さまに喜んでいただけるか」を一緒に考えることができています。

「地域の役に立ちたい」想いが自己成長を実現する職場環境

髙橋

三重交通では、新年の伊勢神宮周辺やF1開催時の鈴鹿サーキットへの大規模な輸送業務があると、普段はバスの運行に関わらない部署からも応援があり、全社一丸で臨もうという風土があります。また私は夫婦共働きのため、子どもの急な体調不良で休みをもらう際に、上司や同僚のサポートが手厚く、ありがたいです。こうした人間関係が築けるのも、三重のことが好きで、地域の役に立ちたいという共通の思いを持つ社員が多いからかもしれません。

北嶋

私は伊勢市出身で、幼い頃から宮川で川遊びをするなど自然に恵まれた環境で過ごしました。現在携わっている「(仮称)第2名古屋三交ビル」では三重県産の木材を活用した空間を提供しています。環境への配慮の取組みでもありますが、県内の林業の活性化にも貢献できているのではないかと思います。今後も、三重県の自然の魅力を、建物を通して発信していけたらうれしいです。

堀田

私は、中期経営計画の最重要方針である「安全・安心・安定・快適なサービスの提供」を日々の業務において心がけております。その方針に基づき担当業務の中では、三重県内のお客さまへニーズに合った車両をお届けできればよいと考えています。

また、近年では乗用車のEV化はかなり進んでいますが、バスやトラックのEV車普及にはまだ少し時間がかかると考えています。10年、20年後にはきっと市場も変化しているでしょうから、三重県内の国道23号線を多くのEVバスや自動運転バスが走っている光景が楽しみですし、そのために私も貢献できたらうれしいです。

金森

私は、会社が社員の意見やアイデアを尊重して積極的に取り入れてくれるところが三交インの魅力だと感じています。当社ホテルの「アメニティBAR」や「まくらBAR」といったサービスも、そうした社員のアイデアから生まれたものです。

これからの三重交通グループへの期待

髙橋

入社してからの約10年で、とても働きやすい会社制度が導入され、職場環境も整いつつあると感じています。グループ内では三交不動産や三重交通コミュニティに続き、2023年10月から三重交通グループホールディングス及び三重交通でも事務系職種を対象に「ビジネスカジュアル」が導入されました。一人ひとりの個性や価値観を尊重した働きやすい職場環境づくりがますます進んでいくことを願っています。

堀田

働きやすい職場環境づくりは三重いすゞ自動車でも推進していて、男性が多い業界ですが、三重県内にある6営業所すべてに女性管理職を1名以上配属しています。また、産休・育休を経て復職した社員も多数活躍されています。

金森

私は2児の母として時短勤務制度を利用中ですが、シフトを配慮していただいているおかげで安心して仕事と家庭を両立できています。欲を言えば、育児支援制度のさらなる充実など、もっと育児などに携わる社員が活躍できる職場環境が理想です。また、環境が激変するホテル業界ですが、私は、三交インが大切にしてきた「お客さま目線でのサービス向上」が未来の発展につながると信じています。居心地の良いホテルを目指すことで、当社と三重交通グループがさらに地域やお客さまから愛される存在になればうれしいです。

北嶋

三交不動産は、主に不動産事業を営む会社ですが、時代のニーズに合わせ、太陽光発電所の開発や、サービス付き高齢者向け住宅の展開、最近では農業にも進出するなど、多くの事業に挑戦できる点が強みです。当社には「まちに未来、ひとに夢。」という合言葉があり、建物だけでなく人が住むことによって街は成立するという考え方が浸透しています。時代の変化やニーズには対応しつつ、変わらず地域に根ざし、これからも東海地方を代表するような企業グループであってほしいです。

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