社会 ステークホルダーのために
健康経営の取組み

三重交通グループでは、
従業員一人ひとりが活躍し、
能力を発揮できるよう環境を整備し、
働きやすい職場づくりを整えてまいります。

4 質の高い教育をみんなに
5 ジェンダー平等を実現しよう
8 働きがいも経済成長も

健康経営への取組み

三重交通グループは従業員の安全と健康が持続的成長のために重要であると認識し、サステナビリティ経営の重要テーマに健康経営を掲げています。
グループの事業活動に関わる全ての人の安全を守り、従業員が心身ともに健康であるために、労働安全基本法をはじめとした関係諸法令を遵守するとともに安全衛生管理規程や健康宣言を制定し、安全管理の徹底と健康促進による働きやすい職場づくりに努めてまいります。

三重交通グループ 健康経営宣言

従業員が心身ともに健康であることが、企業成長の基盤と考え、「健康経営」を実践するための活動に会社、従業員、健康保険組合・労働組合等が一体となり取り組みます。従業員が健康で元気にやりがいを持って働くことにより、お客さまの豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献します。

健康経営宣言

健康経営優良法人の認定

三重交通グループホールディングス株式会社(三重交通株式会社と共同申請)は、2025年3月10日付けで、「健康経営優良法人2025(大規模法人部門)」に認定されました。
「健康経営優良法人制度」とは、地域の健康課題に即した取り組みや日本健康会議が進める健康増進の取り組みをもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。
当社においては、3回目の認定となります。
今後も、従業員の健康維持増進に取組み、安心・安全・安定・快適なサービスの提供に努めてまいります。

なお、三重交通グループでは、以下の21社が認定を受けております。

三重交通グループ「健康経営優良法人2025」認定法人
【大規模法人部門】
(3回目認定)
三重交通グループホールディングス株式会社・三重交通株式会社
(2回目認定)
名阪近鉄バス株式会社、三交不動産株式会社、三重いすゞ自動車株式会社

【中小規模法人部門】
(3回目認定)
株式会社三交イン
(2回目認定)
三交伊勢志摩交通株式会社、三重急行自動車株式会社、八風バス株式会社、
三重交通コミュニティ株式会社、株式会社三交クリエイティブ・ライフ、株式会社三交シーエルツー、
鳥羽シーサイドホテル株式会社、三交興業株式会社、御在所ロープウエイ株式会社、株式会社三重カンツリークラブ、
名阪近鉄旅行株式会社、株式会社三交ドライビングスクール、ミドリサービス株式会社、三交ウェルフェア株式会社
(初認定)
株式会社松阪カントリークラブ

三重交通グループ健康経営推進体制

三重交通グループ健康経営推進体制

健康経営の取組みについては、グループサステナビリティ推進委員会から取締役会に報告され、目標及び進捗状況のモニタリングが実施されています。

健康経営の推進方針と戦略マップ

当社では、経営の基本方針である「安全・安心・安定・快適なサービスの提供」の実現に向けて、以下の健康経営の推進方針と戦略マップを定めています。
 
  • 健康経営の推進方針
    三重交通グループ健康経営宣言に基づき、従業員が心身ともに健康で元気にやりがいを持って働き続けることができる職場づくりを推進します。その達成状況を確認するための指標として、「ワークエンゲージメントの改善」を健康経営の全体の目標値に設定しています。
  • 健康経営戦略マップ
    当社では、「喫煙率の低減」、「生活習慣(食事・運動・睡眠)の改善」、「ヘルスリテラシーの向上」、「コミュニケーションの促進」、「感染症の予防」を健康課題と捉え、健康投資を行っています。健康経営の推進方針に則り、各施策を通じ、お客様に「安心・安全・安定・快適」なサービスを提供することへと繋げてまいります。
      ※PDFでのご確認はこちら

従業員の健康課題と健康増進への取組み

  • 喫煙率の低減と禁煙サポート
    三重交通健康保険組合と連携し、2019年度より「卒煙サポート」アプリを無料提供しています。本アプリは当社健康保険組合加入者及び扶養家族が利用でき、禁煙にチャレンジしやすい環境づくりに努めています。こうした取り組みにより、当社の喫煙率は31.2%(2019年度)から27.1%(2024年度)まで下がり、一定の効果が表れています。
  • 生活習慣の改善
    2022年度より、サントリーホールディングス株式会社が提供するアプリ「SUNTORY+」を導入し、日常生活において社員が気軽に取り組める食習慣・運動を取り入れることで、生活習慣の改善を図っています。2024年度からは、「薬膳講座」を開講し、楽しみながら自身の食生活を見直す機会を設けています。
  • ヘルスリテラシーの向上
    2022年度より、サントリーコーポレートビジネス株式会社と三重交通健康保険組合との共同で「健康管理セミナー」を開催しています。「飲酒」や「歯と口の健康」「食事と生活習慣病」「働く女性の健康支援」「睡眠」「脚の健康」等、身近な健康に関する話題を取り上げ、社員の健康意識醸成に努めています。また、2024年度からは、「認知症対応力向上講座」を開講し、自身や家族の認知症予防と、お客様へのよりよい対応法を学ぶなど、日常業務にも活かせる知識の習得に取り組んでいます。
  • コミュニケーションの促進
    ウォーキングイベントやソフトボール大会、ソフトバレー大会、地域の祭りへの参加、家族慰安会等の催しを通じ、社員の健康づくり及びコミュニケーションの促進の機会を設けています。
  • 感染症予防対策
    インフルエンザ予防接種の費用補助及び職域接種を実施しています。
健康管理セミナー
ウォーキングイベント
ソフトバレー大会

健康管理に関する状況

  2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度 2024年度
喫煙率 31.2% 29.8% 27.9% 27.3% 27.3% 27.1%
卒煙アプリ参加人数 14名 6名 21名 8名 8名 11名
卒煙アプリ成功率 71.4% 83.3% 76.2% 50.0% 50.0% 90.9%
歩行又は身体活動の習慣がある人の割合 - - 20.7% 21.6% 22.1% 22.3%
ストレスチェック受検率 85.2% 84.3% 82.4% 68.4% 81.5% 94.0%
高ストレス者割合 5.8% 4.9% 5.9% 11.8% 12.2% 11.3%

ワークエンゲージメント(偏差値)

2022年度 2023年度 2024年度 目標:2030年度
ワークエンゲージメント(偏差値) 48.5 48.6 49.0 50.2
2022年度より集計開始
ストレスチェック回答時に、ワークエンゲージメントに関する項目より測定。
社員の仕事に対するやりがいや貢献意欲を示す。
健康経営全体の目標値として、2030年度までに50.2以上に引き上げることを目指しています。

プレゼンティーイズム(生産性損失割合)

2022年度 2023年度 2024年度
プレゼンティーイズム(生産性損失割合) 36.1% 35.7% 35.1%
2022年度より集計開始
ストレスチェック回答時に、WHO-HPQ (Health and Work Performance Questionnaire)絶対的プレゼンティーイズムで測定。
健康の問題を抱えながら業務を行うため、100%の能力が発揮できず、値が高いほど損失が大きいことを示す。

健康経営における推進計画と目標値

ガン・心筋梗塞・脳梗塞等、様々な病気のリスクを高める喫煙について、2025年度までに喫煙率を22.7%まで下げることを目標としています。目標達成に向けて、三重交通健康保険組合と協力し、卒煙サポートアプリの参加者の拡大に努めています。

目標年度 2021
年度
2022
年度
2023
年度
2024
年度
2025
年度
喫煙率 27.9% 26.6% 25.3% 24% 22.7%
(健康管理が一体である三重交通GHDと三重交通の目標値)
  • 目標値設定の根拠
    健康日本21(厚生労働省)および「がん対策推進基本計画」における、「喫煙をやめたい人が禁煙する環境を整備する」という考え方に基づき、禁煙希望者が禁煙に成功した場合の割合を算出。さらに禁煙に関する取組みの推進効果を加算し、目標値を設定。
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