環境
省エネ・省資源の取組み・
その他環境への取組み

三重交通グループでは、
豊かな自然を未来につなぐため、
グループ一体となって環境負荷低減に
取り組んでいます。

12 つくる責任、つかう責任
13 気候変動に具体的な対策を

省エネ・省資源の取組み

脱プラスチック推進

弁当容器の紙製品化 (三交興業)

三交興業は、CO2の削減のための取組みとして、2021年度までに特定プラスチックに指定されている、ストロー、マドラー、スプーンを紙や木製に切り替えているほか、2023年6月からテイクアウトのお弁当の容器(一部商品)をプラスチック製容器から紙製容器に変更しました。

紙製容器と木製スプーン
紙製容器と木製スプーン

アメニティグッズを再生プラスチック等へ切替え (三交イン・鳥羽シーサイドホテル)

三交イン、鳥羽シーサイドホテルでは、歯ブラシ、カミソリなどのアメニティグッズを、プラスチックから再生プラスチック、植物由来成分配合プラスチック製品に入れ替えました。また、提供方法を変更することで、プラスチック製品の削減に取り組んでいます。

くし ヘアブラシ カミソリ 歯ブラシ

浴場でのビニール袋配布を廃止、木製ティー、マーカーの製作及び導入について (三重カンツリークラブ・松阪カントリークラブ)

三重カンツリークラブ及び松阪カントリークラブでは、浴場でプレー後の衣服を入れるビニール袋の無償配布を廃止し、会員さまへのランドリー袋の配布と脱プラスチックの試みを館内に掲示しました。
また、脱プラスチック化へのさらなる取組みとして、2023年10月には木製ティー及び木製マーカーを製作し、各ゴルフ場にて導入しました。

木製ティー
木製ティー
ランドリー袋
ランドリー袋

「必要なものだけ」を選ぶ「アメニティBAR」を設置 (三交イン)

三交インでは、「楽しくECOを考えます」のスローガンのもと、客室に歯ブラシなどのアメニティは用意せず(一部店舗除く)、ロビーにて「必要なものだけ」を自由に選べる「アメニティBAR」を設置しています。

アメニティBAR
アメニティBAR

電気防食(ラスカット)で飲料水の安全性を維持 (三重交通コミュニティ)

三重交通コミュニティでは、管理を受託しているマンション管理組合に対して電気防食(ラスカット)による給水管の保全提案を行っています。給水管のメンテナンスについては、全交換する方式が一般的ですが、それに伴う大量の廃材発生を防ぐため、管内部の耐久性向上に有効な電気防食(ラスカット)を使用し、管の継ぎ手部分に発生する錆こぶを抑止しています。

ラスカット
ラスカット

ペーパーレス化による脱炭素社会への貢献 (三交不動産・三交イン)

三交不動産では、脱炭素社会を目指す中で、紙や印鑑の使用を前提とした業務システムの改革を進めています。従来紙面で行っていた取引先との注文書・請書の授受、社内の経費精算や伝票審査などを電子化し、紙の使用量を削減しました。加えて、2023年10月からは一般のお客さまとの契約書についても電子化を導入しています。封筒・送付状や文書の輸送に関わるCO2排出量も考慮した場合、さらに大幅な環境負荷低減となります。
また、三交インでは、チェックイン時にお客さまにご記入いただくアライバルカード(宿帳)を電子化し、館内案内についても、QRコードをお手持ちのスマートフォン等で読み取ってご覧いただけるシステムを導入しており、紙資源の削減に努めています。

QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

電子アライバルカード(宿帳)
電子アライバルカード(宿帳)

その他環境への取組み

水資源の有効利用

世界には気候変動や人口増加等により、水ストレス(日常生活を送るのに不便を感じるほど水が足りない状態)のリスクに直面している国や地域が多くあります。
当社グループの事業エリアでは、現時点において、水に関するリスクは顕在化していませんが、水資源の有効利用を重要課題と認識し、節水や効率的な水使用、適切な排水処理に取り組んでいます。

グループの水使用量 (当社および連結子会社)

  2021年度 2022年度 2023年度
水使用量(m3)※ 522,486 571,390 2024年6月を目途に
開示予定
  1. 使用量については、上水、工業用水、計測可能な地下水の使用量を集計しています。
  2. 上水の使用量については推計値が含まれます。

2022年度の水使用量は、コロナ禍の影響が小さくなったことに加え、政府等の観光支援策が実施されたことにより、ビジネスホテル、旅館の宿泊者数が大幅に増加し、2021年度に比較して10%程度増加しました。
今後もコロナ禍からの回復が確実に進み、水使用量は増加傾向で推移することが予想されますが、事業所、オフィスビル、商業施設等ではトイレ、手洗い等の水まわりにおいて、節水型機器の導入・取り替えを推進するほか、一部のビルにおいては植栽等への散水に雨水を利用し、節水と効率的な水使用を図ります。

2023年度の水使用量については、2024年4月以降に集計を行い、同年6月を目途に開示できるよう準備を進めています。

グループの排水量(連結子会社)について

排水量については集計方法や範囲等が決まっていないため、開示時期を未定としています。

循環型社会への貢献

大量生産、大量消費、大量廃棄型の経済社会から脱却と、原料の効率的な利用や製品・商品のリサイクルに積極的に取り組む「循環型社会」の形成が推進されています。
当社グループでは、資源消費の抑制により環境負荷が低減される循環型社会の実現を目指して、廃棄物処理法をはじめとする各種法令を遵守するとともに、事業活動に伴い発生する廃棄物の排出量削減やリサイクルの推進等に取り組んでいます。

産業廃棄物 (当社および連結子会社)

  2021年度 2022年度 2023年度※
産業廃棄物
排出量(t)
2,752 2,535 2,777

※ 2023年度の数値データは速報値であり、今後、修正する場合があります。

当社グループは、建設工事、自動車整備に伴う産業廃棄物を多く排出しています。
2023年度の排出量については、経済活動の正常化が進み、お客さまに提供するサービスや商品が増加したことに加え、2023年6月に連結子会社(1社)を新たに設立したこともあり、前年度に比較して増加しました。

2023年度の排出量(確定値)については、現在、集計中で2024年6月を目途に確定する予定です。
速報値と異なる場合は、速やかに開示データを修正します。

一般廃棄物について

一般廃棄物については集計方法や範囲等が決まっていないため、開示時期を未定としています。

グリーン経営認証の取得 (三重交通)

三重交通は、自主的な環境保全活動に関する認証制度、「グリーン経営認証」を本社及び全営業所において取得しています。グリーン経営認証は、国土交通省の外郭団体「交通エコロジー・モビリティ財団」が認証機関となり、「環境保全のための仕組み・体制の整備」「エコドライブの実施」「低公害車の導入」等の6項目について、一定レベル以上の基準を満たす事業所に対して認証及び登録を行う制度です。

取得事業所は以下のとおりです。

  • 2012年~ 名古屋観光営業所、四日市・北部観光営業所、中勢・中部観光営業所
  • 2020年3月~ 本社
  • 2022年3月~ 桑名営業所、北勢事業所
  • 2023年3月~ 伊賀・伊賀観光営業所、松阪営業所、伊勢・南部観光営業所、志摩営業所、南紀・南紀観光営業所
グリーン経営認証の取得ロゴ

ガソリンスタンド「セルフステーション亀山SS」が「大気環境配慮型SS」に認定 (三重交通商事)

三重交通商事が亀山市で運営するガソリンスタンド「セルフステーション亀山SS」は、2021年6月に環境省・資源エネルギー庁から「大気環境配慮型SS」に認定されました。給油中に放出される大気汚染の原因物質の一つである燃料蒸発ガスを、二重構造となった給油ノズルで吸引して液化、再利用するとともに、ガソリン特有のにおい対策にも有効な給油機を導入した、環境と人にやさしいガソリンスタンドです。

認定ロゴマーク
認定ロゴマーク

3010運動の実施 (鳥羽シーサイドホテル)

鳥羽シーサイドホテルは、宴会の食べ残しを減らすため、乾杯後30分間は席を立たずに料理を楽しみ、シメ10分前に各自の席に戻って再度料理を楽しむことを呼びかける「3010運動」を実施しています。

3010運動のパネル
3010運動のパネル

サステナブル体験バスツアーを実施 (名阪近鉄旅行)

名阪近鉄旅行は、SDGsの促進及びコロナ禍で落ち込んだ観光地を地域と一体となって支援するため、2023年1月に渥美半島行きの「カッコーパルック サステナブル体験バスツアー」を実施しました。本ツアーでは、田原市におけるSDGsの取組みの紹介や廃棄野菜のドレッシングづくり実演を見学するなど、体験しながら学べるコースを設定し、約350名が参加しました。

バス車内と学びの風景
バス車内と学びの風景
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