三重交通グループでは、
豊かな自然を未来につなぐため、
グループ一体となって環境負荷低減に
取り組んでいます。
世界には気候変動や人口増加等により、水ストレス(日常生活を送るのに不便を感じるほど水が足りない状態)のリスクに直面している国や地域が多くあります。
当社グループの事業エリアでは、現時点において、水に関するリスクは顕在化していませんが、水資源の有効利用を重要課題と認識し、節水や効率的な水使用、適切な排水処理に取り組んでいます。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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水使用量(m3)※ | 522,279 | 571,548 | 635,948 |
2023年度の水使用量は、経済活動の本格的な再開やインバウンドの急増により、ビジネスホテルや旅館の宿泊者数が増加し、2022年度に比較して10%程度増加しました。
今後もコロナ禍からの回復が確実に進み、水使用量は増加傾向で推移することが予想されますが、事業所、オフィスビル、商業施設等ではトイレ、手洗い等の水まわりにおいて、節水型機器の導入・取替えを推進するほか、一部のビルにおいては植栽等への散水に雨水を利用し、節水と効率的な水使用を図ります。
排水量については集計方法や範囲等が決まっていないため、開示時期を未定としています。
大量生産、大量消費、大量廃棄型の経済社会からの脱却と、原料の効率的な利用や製品・商品のリサイクルに積極的に取り組む「循環型社会」の形成が推進されています。
当社グループでは、資源消費の抑制により環境負荷が低減される循環型社会の実現を目指して、廃棄物処理法をはじめとする各種法令を遵守するとともに、事業活動に伴い発生する廃棄物の排出量削減やリサイクルの推進等に取り組んでいます。
2021年度 | 2022年度 | 2023年度 | |
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産業廃棄物 排出量(t) |
2,752 | 2,535 | 2,788 |
当社グループは、建設工事、自動車整備に伴う産業廃棄物を多く排出しています。
2023年度の排出量については、経済活動の正常化が進み、お客さまに提供するサービスや商品が増加したことに加え、2023年6月に連結子会社(1社)を新たに設立したこともあり、2022年度に比較して増加しました。
一般廃棄物については集計方法や範囲等が決まっていないため、開示時期を未定としています。